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ローマ2

では、前回の続きです。
ローマはすごい、どこを見ても遺跡や美術品がいっぱいです。
街中が美術館といっても過言ではないのではないでしょうか。

午後からはまず、『ローマの休日』でオードリが嘘つきは手が抜けなくなると聞かされ、そっと手を入れた真実の口へ行きました。
多くの人が真実の口へ手を入れたオードリの真似をしたくて、順番を待っています。

すると、一組の結婚式を挙げたばかりの夫婦が現れました。
実は、真実の口は教会の入り口のところにあるのです。
夫婦は結婚式を挙げたばかりなのでした。
二人は、真実の口へ近づき写真撮影をしています。
何と美しい。
みんな、幸せのおすそ分けを頂こうとシャッターをきっています。
私も、幸せを少し頂いちゃいました。

真実の口

もちろん、そのあと娘と私もオードリになったつもりで、真実の口の中に手を入れてみました。
もちろん、ちゃんと手は抜けましたよ。(笑)

教会を出て、目の前のマルチェロ通りを7~8分歩いて、右手のカンピトリオの丘への長い階段を登ります。

ピンチョの丘への道

丘の上は素晴らしい景色です。
実は私はこの場所が一番好きなのです。
目の前にパラティーノの丘が見えます。

パラティーの丘

パラティーノの丘はローマ建国の聖地です。
元々政治経済に力を持つ貴族達の住居地だったが、初代皇帝アウグストゥスが自身の邸宅を建設して以来、歴代皇帝が次々と丘の上に宮殿を建てたのだそうです。
壁画が残るアウグストゥスと妻リヴィアが暮らしたリヴィアの家もあります。
(この先にコロッセオが見えるのですが、ちょと写真の角度が悪くて見えなくて残念です。)
そのパラティーノの丘の直ぐ横にフォロ・ロマーノがあります。

フォロ・トライアーノ

紀元6世紀にはすでに下水道が整備され、市民が集まり、店が立ち並び、更に共和制の最高政治機関、元老院がおかれていたのだそうです。

このあと、ベネチア広場から伸びるコルソ通りをショッピングしながらひたすら歩きました。
有名ブランド街、コンドッティ通りや有名カフェ・グレコなどもあります。

少し歩いて、スペイン階段で一休み。
スペイン階段はスペイン広場にあります。
なぜ、ローマなのにスペイン広場なのかというと、昔この辺りにスペイン領事館があったのでそう呼ばれているのだそうです。

スペイン広場

本当は、ピンチョの丘へ行きローマの街を一望してから、丘を下ってエジプトからのオベリスクと双子の教会の建つポポロ広場へ行くつもりだったのですが、時間がなくてタイムアップ。

あ~、ローマは何時間あっても足りない。
あと少なくても一週間は滞在したい。
しかし、そんなわけにも行かず私たちはホテルへと帰ったのでした。
ん~、名残惜しい。
では、次回へと続きます。







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